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可愛くなりたい。

第5章 ~あの頃~

そして授業が終わった後、
私は職員室に行く。

コンコン

「失礼します」

私が入ると中にはさっきの先生(加藤先生)しかいなかった。

加藤先生はさっきから
黙っている。

さっさと言ってよ…

私は少しイライラしていた。

すると、
「浅川さん…あなた」

加藤先生は女の先生で丁寧なしゃべり方が特徴的。
怒る時も丁寧…

「浅川さん、あなたいじめられているでしょう?」

加藤先生は怒るのかと思いきや突然優しくなった。

私は困惑していた。



このまま言って楽になろうか

秘密にしておくか。

でも私は楽になりたかった。


そして私は全て話した。






「分かりました。麻生さんには厳しく言っておきますね。」

「あ、はい。」

「行っていいです。」

「はい、失礼しました」

と言って私は職員室を出た。















でも先生には言っちゃいけなかったのかもしれない。

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