
星の君と氷の私
第1章 1
ここはどこ?
気づけば私は暗い闇の中にいた
真っ暗だ…どこに進めばいいか分からない
辺り一面は闇の中だった
"雫…"
懐かしい声が聞こえて後ろをふりかえってみると
司がいた。
"司!"
私は司の元に駆け寄った
司とは小学生からの腐れ縁
クラスも中学の時のクラスも同じ
そして私の好きな人だった
司ならここがどこか知ってるかも!
"司、ここって…"
私が聞こうとした時だった。
鋭い頭の痛み。そして一気に吐き気が体の中を駆け巡る
ここまでは順調だったのに
どうしていつもここで思い出してしまうのだろう
あの光景を。あの言葉を。
そしてこの世界での司は変貌する。
"お前があのとき来なければ!"
"旬…ごめん。"
"雫、お前も一緒に…"
司が私の首を絞めてきた。
く…苦しい…た…助けて
"や…めて…つ…か…さ…"
夢だってわかってる。だから早く目を覚まして!
ガバッ、私は布団から起きた
いつも見る夢
なんでこんな夢を見るのか私はわからない
旬は何を伝えたいのかな…恨んでる…とか?
わからない…あれから半年も経つのに…
あれから半年、私は誰も知らない場所に引っ越した
理由は…わからない。
あの頃の私は荒れてたから。
とにかく、誰も知らないところで静かに生きたかった
いつも通りに制服に着替えて学校に向かう。
友達はいなかった。いや、逆に作りたくなかった
「中野さん!今日実はね、カラオケ行く予定なんだけどもし良かったら…」
「ごめんなさい。行く気ないから」
ちゃんと謝って断ってるのにいつの間にか周りの子達は私を見て悪口を言うようになった
それは『一人ぼっちがいいんだよ。あの子』
『友達いらなんだよ』
『私たちのことバカにしてそうじゃない?内心』
そんな悪口なんか気にしてないけどね
それにもう今は誰も私の事なんか眼中に無いし
正直どうでもいい。だってあれに比べたらこっちの方がまだマシだから
気づけば私は暗い闇の中にいた
真っ暗だ…どこに進めばいいか分からない
辺り一面は闇の中だった
"雫…"
懐かしい声が聞こえて後ろをふりかえってみると
司がいた。
"司!"
私は司の元に駆け寄った
司とは小学生からの腐れ縁
クラスも中学の時のクラスも同じ
そして私の好きな人だった
司ならここがどこか知ってるかも!
"司、ここって…"
私が聞こうとした時だった。
鋭い頭の痛み。そして一気に吐き気が体の中を駆け巡る
ここまでは順調だったのに
どうしていつもここで思い出してしまうのだろう
あの光景を。あの言葉を。
そしてこの世界での司は変貌する。
"お前があのとき来なければ!"
"旬…ごめん。"
"雫、お前も一緒に…"
司が私の首を絞めてきた。
く…苦しい…た…助けて
"や…めて…つ…か…さ…"
夢だってわかってる。だから早く目を覚まして!
ガバッ、私は布団から起きた
いつも見る夢
なんでこんな夢を見るのか私はわからない
旬は何を伝えたいのかな…恨んでる…とか?
わからない…あれから半年も経つのに…
あれから半年、私は誰も知らない場所に引っ越した
理由は…わからない。
あの頃の私は荒れてたから。
とにかく、誰も知らないところで静かに生きたかった
いつも通りに制服に着替えて学校に向かう。
友達はいなかった。いや、逆に作りたくなかった
「中野さん!今日実はね、カラオケ行く予定なんだけどもし良かったら…」
「ごめんなさい。行く気ないから」
ちゃんと謝って断ってるのにいつの間にか周りの子達は私を見て悪口を言うようになった
それは『一人ぼっちがいいんだよ。あの子』
『友達いらなんだよ』
『私たちのことバカにしてそうじゃない?内心』
そんな悪口なんか気にしてないけどね
それにもう今は誰も私の事なんか眼中に無いし
正直どうでもいい。だってあれに比べたらこっちの方がまだマシだから
