星の君と氷の私
第4章 4
司との出会いは小学生の頃だった
私が司のお家の隣に引っ越してきたのがきっかけで
それからは同じ小学校、中学校だった
そこまでだったらまだいいんだけど、まさかの
同じクラスだった
これには私も司も大爆笑だった
家が隣だったってこともあり、なんなら中学からは一緒に暮らしていたから
登下校は部活がお互いにあったとしても一緒にするのが暗黙のルールみたいな感じだった
こんなにも仲がいいから周りからはよく質問された
「高見くんと中野さんって付き合ってるの?」と
私は困っている人を放っておけない優しい司を好きになるのは時間の問題だった
でも、私には告白する勇気なんてなくて
この幼なじみの関係がずっと続けばいいのにって
壊したくなかったからこそ告白なんてもっとできなかった
でも、心の中では司が私の事好きになってくれないかな?とか思ってた
「雫、帰ろうぜ」
いつもの帰り道。
私は司の隣を歩いて帰るのが日課になっていた
司は私のペースに合わせて歩いてくれている
今日の授業はここわかんなかったーとか何気ない会話をしながら帰るのが好きだった
私の大好きな時間だった。
司は運動もできるし、頭もいいし優しいから凄いモテる
司に告白する人だってたくさん見てきた
だけど、司は毎回告白を断っていた
前、私の親友の真子に聞いたことがある
「高見くんは好きな人がいるんだって」って
それを聞いてなんか辛くなった
あー、やっぱり好きな人いるんだって
それで決めたのを覚えてる。
幼なじみの関係を続けようって。
私の初恋は失恋で終わったんだなってこの頃は思ってたんだ
私が司のお家の隣に引っ越してきたのがきっかけで
それからは同じ小学校、中学校だった
そこまでだったらまだいいんだけど、まさかの
同じクラスだった
これには私も司も大爆笑だった
家が隣だったってこともあり、なんなら中学からは一緒に暮らしていたから
登下校は部活がお互いにあったとしても一緒にするのが暗黙のルールみたいな感じだった
こんなにも仲がいいから周りからはよく質問された
「高見くんと中野さんって付き合ってるの?」と
私は困っている人を放っておけない優しい司を好きになるのは時間の問題だった
でも、私には告白する勇気なんてなくて
この幼なじみの関係がずっと続けばいいのにって
壊したくなかったからこそ告白なんてもっとできなかった
でも、心の中では司が私の事好きになってくれないかな?とか思ってた
「雫、帰ろうぜ」
いつもの帰り道。
私は司の隣を歩いて帰るのが日課になっていた
司は私のペースに合わせて歩いてくれている
今日の授業はここわかんなかったーとか何気ない会話をしながら帰るのが好きだった
私の大好きな時間だった。
司は運動もできるし、頭もいいし優しいから凄いモテる
司に告白する人だってたくさん見てきた
だけど、司は毎回告白を断っていた
前、私の親友の真子に聞いたことがある
「高見くんは好きな人がいるんだって」って
それを聞いてなんか辛くなった
あー、やっぱり好きな人いるんだって
それで決めたのを覚えてる。
幼なじみの関係を続けようって。
私の初恋は失恋で終わったんだなってこの頃は思ってたんだ