星の君と氷の私
第4章 4
司が私に告白してきてくれたのは、中学2年の夏だった
補講があって、司と一緒に帰った帰り道
夏だから凄い暑くて帰りにアイスでも買って帰ろうってなっていた
そんなとき、司が急に立ち止まった
「え、どうしたん?」
「雫…あのさ」
いつもとは見たことのない真剣な顔で。
私までもが緊張してきた
「な、何?」
司の言葉の続きを待つ時間が長くて、時が止まったような気がした
ドキドキ、ドキドキ…胸がうるさくなっている
「…俺、雫のことが好きだ。だから付き合って貰えませんか?」
「え…」
私の頬に涙がつたったのに気づいた
真子が言っていた司の好きな人は…私で
私と司は両思いだったんだ
司への思いを我慢しようと思ってた
思いを伝えて関係が壊れるぐらいならこの幼なじみの関係を続けようと思ってた
でも、もう我慢しなくていいの?
「え、雫?えーと…」
ちゃんと私も思いを伝えないと!
泣いてるだけだから司も勘違いしちゃう!
私は涙を手で拭いて、司の方を見た
そして、自分の思いをちゃんと伝えた
「私も…司のことが好き!」
「え、マジで?」
「うん!」
「良かったー!」
これが私たちが付き合うことになった馴れ初め
付き合い始めたのが夏だったこともあって、体育祭や文化祭は一緒に参加出来た
毎年毎年行事は一緒に同じクラスだったから参加はしてたけど付き合ってからは初めてだった
毎日が幸せだった。
この幸せが永遠に続くものだと思っていた
だけど、それは私の思い違いで…現実はそう簡単にはいかなかった
補講があって、司と一緒に帰った帰り道
夏だから凄い暑くて帰りにアイスでも買って帰ろうってなっていた
そんなとき、司が急に立ち止まった
「え、どうしたん?」
「雫…あのさ」
いつもとは見たことのない真剣な顔で。
私までもが緊張してきた
「な、何?」
司の言葉の続きを待つ時間が長くて、時が止まったような気がした
ドキドキ、ドキドキ…胸がうるさくなっている
「…俺、雫のことが好きだ。だから付き合って貰えませんか?」
「え…」
私の頬に涙がつたったのに気づいた
真子が言っていた司の好きな人は…私で
私と司は両思いだったんだ
司への思いを我慢しようと思ってた
思いを伝えて関係が壊れるぐらいならこの幼なじみの関係を続けようと思ってた
でも、もう我慢しなくていいの?
「え、雫?えーと…」
ちゃんと私も思いを伝えないと!
泣いてるだけだから司も勘違いしちゃう!
私は涙を手で拭いて、司の方を見た
そして、自分の思いをちゃんと伝えた
「私も…司のことが好き!」
「え、マジで?」
「うん!」
「良かったー!」
これが私たちが付き合うことになった馴れ初め
付き合い始めたのが夏だったこともあって、体育祭や文化祭は一緒に参加出来た
毎年毎年行事は一緒に同じクラスだったから参加はしてたけど付き合ってからは初めてだった
毎日が幸せだった。
この幸せが永遠に続くものだと思っていた
だけど、それは私の思い違いで…現実はそう簡単にはいかなかった