星の君と氷の私
第4章 4
そんなことないのに、私は殺していないのに…
この噂は先生にも伝わったみたいで…
司が亡くなった日に説明したはずなのに…何回も先生に呼ばれることが多かった
だから…私は学校に行かなくなったんだけど
久しぶりに登校した学校は相変わらず変わっていなかった
卒業式は出ようかなって思ったけど卒業証書だけ貰うことにした
私は職員室に入った。これが最後になるかな
「失礼します。」
「おぉー、中野。卒業おめでとう」
「ありがとうございます。」
私は先生に特に話すことも無く、卒業証書を片手に自分の教室に向かった
席…ここだったなー…
席替えで司が隣だったときは嬉しかった
隣の席だった時は授業中話したり教科書貸してもらったりとかしてたな
…司…どうして…
なんで…
涙が出そうになった時…声をかけられた
それは…私の親友だった
「雫…」
「っ…!」
「あのね、聞いて欲しいの」
何を…聞いて欲しいの?
私に隠れて司と付き合っていたこと?
今更聞いたって…もう遅いよ…
「雫、あのね「聞きたくない。」」
「え…?」
「ごめんね」
私はその場から立ち去った
「待って!雫!!」
真子から呼び止められたけど私は…足をとめなかった
中学を卒業して、高校はどうするのかを司のお父さんに聞かれた
司が生きていれば都立の高校だった
司の家から近い所に。
だけど、司もいないし…これ以上迷惑はかけられない
だから、私は調べて良さそうな高校を選んだ
司のお母さんから言われた。
いいんだよ、ここにいてもって。
だけど、私は家を出ることにした。
この噂は先生にも伝わったみたいで…
司が亡くなった日に説明したはずなのに…何回も先生に呼ばれることが多かった
だから…私は学校に行かなくなったんだけど
久しぶりに登校した学校は相変わらず変わっていなかった
卒業式は出ようかなって思ったけど卒業証書だけ貰うことにした
私は職員室に入った。これが最後になるかな
「失礼します。」
「おぉー、中野。卒業おめでとう」
「ありがとうございます。」
私は先生に特に話すことも無く、卒業証書を片手に自分の教室に向かった
席…ここだったなー…
席替えで司が隣だったときは嬉しかった
隣の席だった時は授業中話したり教科書貸してもらったりとかしてたな
…司…どうして…
なんで…
涙が出そうになった時…声をかけられた
それは…私の親友だった
「雫…」
「っ…!」
「あのね、聞いて欲しいの」
何を…聞いて欲しいの?
私に隠れて司と付き合っていたこと?
今更聞いたって…もう遅いよ…
「雫、あのね「聞きたくない。」」
「え…?」
「ごめんね」
私はその場から立ち去った
「待って!雫!!」
真子から呼び止められたけど私は…足をとめなかった
中学を卒業して、高校はどうするのかを司のお父さんに聞かれた
司が生きていれば都立の高校だった
司の家から近い所に。
だけど、司もいないし…これ以上迷惑はかけられない
だから、私は調べて良さそうな高校を選んだ
司のお母さんから言われた。
いいんだよ、ここにいてもって。
だけど、私は家を出ることにした。