星の君と氷の私
第4章 4
「私は…幸せだよ。だから…1人にしないでよ…。どこか遊びに行こうよ!これからだって…思い出沢山作ろうよ!…嫌だよ…司…」
「ごめんな…」
彼は切なそうに笑った
私がどんなに想いを伝えても彼にはもう届かないのかな…
もう…無理なのかな…
「雫、笑ってよ」
そんなお願いこんな状況で無理だよ…
笑えないよ…
「雫…最後のお願いだから」
最後だなんて言わないでよ…
もっと一緒にいようよ…お願いだから
そばにいて…
「雫?」
いつもよりも優しい声で名前を呼ばれるから…
泣きながら…私は…笑ったんだ
涙でぐしゃぐしゃの顔を無理矢理笑わせた
「うん、やっぱり雫は笑った方が可愛いよ」
「司…嫌だ…」
もう1回、想いを伝えようとしたとき…司は
「ごめん、幸せになれよ」
そう言って私の前から飛び降りた
目の前で司の姿が居なくなり、次に聞こえたのは
校庭で部活動をしている生徒たちの悲鳴だった
そこからは…どうしたのか自分でも覚えていない
どうやって家に帰ったのかも、先生にどうやって説明したのかも
気づいたら、司のお葬式だった
棺桶の中に司が眠っている
クラスメイトや先生…司のお母さんなど泣いている人が多かった
だけど…私の涙はもう出なかった
司が死んでから…数ヶ月後…
私は…頑張って学校に登校する事にした
今日が卒業式だから
司が死んでから数日後に1回学校に登校したことがある
そのときに…クラスメイトからの痛々しい目線があった
噂になっていたらしい
私が…司を…殺したんじゃないかって
「ごめんな…」
彼は切なそうに笑った
私がどんなに想いを伝えても彼にはもう届かないのかな…
もう…無理なのかな…
「雫、笑ってよ」
そんなお願いこんな状況で無理だよ…
笑えないよ…
「雫…最後のお願いだから」
最後だなんて言わないでよ…
もっと一緒にいようよ…お願いだから
そばにいて…
「雫?」
いつもよりも優しい声で名前を呼ばれるから…
泣きながら…私は…笑ったんだ
涙でぐしゃぐしゃの顔を無理矢理笑わせた
「うん、やっぱり雫は笑った方が可愛いよ」
「司…嫌だ…」
もう1回、想いを伝えようとしたとき…司は
「ごめん、幸せになれよ」
そう言って私の前から飛び降りた
目の前で司の姿が居なくなり、次に聞こえたのは
校庭で部活動をしている生徒たちの悲鳴だった
そこからは…どうしたのか自分でも覚えていない
どうやって家に帰ったのかも、先生にどうやって説明したのかも
気づいたら、司のお葬式だった
棺桶の中に司が眠っている
クラスメイトや先生…司のお母さんなど泣いている人が多かった
だけど…私の涙はもう出なかった
司が死んでから…数ヶ月後…
私は…頑張って学校に登校する事にした
今日が卒業式だから
司が死んでから数日後に1回学校に登校したことがある
そのときに…クラスメイトからの痛々しい目線があった
噂になっていたらしい
私が…司を…殺したんじゃないかって