星の君と氷の私
第5章 5
「これが昔あった司との出来事」
私は駿に全てを話した
今思えば…私が悪いんだ
司と真子の関係をしっかりと本人に聞かなかったから
聞いていたらきっと…何かが変わっていたのかなって
「司が毎回毎回夢に出てくるのは…きっと私のせいだからだよ」
「それは、違う気がする」
「え? だって…私があのときちゃんと話を聞いとけば…!」
「確かにそうかもしれないけど、その真子ちゃんって子が最後何を言いかけてたのか気になるし。それになにか理由があったんじゃない?」
…理由?
私も何回も何回も思った
真子は何を言いかけていたんだろうって
司が亡くなったのは私のせいじゃなくてなにか
理由があるんじゃないかって
でも…私は…
「雫、このまま逃げてちゃだめだと思う」
駿の言う通りだった…
あの町から私は逃げたんだ。
記憶も何もかも置いて…
あの時の私は怖かったんだ
司と真子が本当に付き合っていたらどうしようって
大切な人2人も無くしてしまったらどうしようって
だから、私は逃げた
でも…もう…逃げたくない…
「駿…今からでも…遅くないかな?…」
「大丈夫、遅くねーよ」
夏休みがそろそろ、始まる
そのときに…行こうかな…
あの町に…
もう1回あの町に戻ったら…きっと何かがわかる気がするんだ…
「駿…私ね…」
「行ってみるんだろ? いいよ。俺も行く」
え? 俺も行くとはなんですか、先輩
どういうことですか?笑
私今ものすごく間抜けな顔してると思う
「え?」
「え?、1人で行くのが難しいから一緒に来て欲しいんじゃないの?」
「え、違う違う!笑 ただ、あの町に行ってみるよっていう報告だけ!」
「まじ? はっず…俺」
顔を両手で隠す駿
その姿が可愛かった
両手で顔を隠しながら私に伝えてくれた
「雫のことが心配だから俺も行く。その方が心強いでしょ?」
私は駿に全てを話した
今思えば…私が悪いんだ
司と真子の関係をしっかりと本人に聞かなかったから
聞いていたらきっと…何かが変わっていたのかなって
「司が毎回毎回夢に出てくるのは…きっと私のせいだからだよ」
「それは、違う気がする」
「え? だって…私があのときちゃんと話を聞いとけば…!」
「確かにそうかもしれないけど、その真子ちゃんって子が最後何を言いかけてたのか気になるし。それになにか理由があったんじゃない?」
…理由?
私も何回も何回も思った
真子は何を言いかけていたんだろうって
司が亡くなったのは私のせいじゃなくてなにか
理由があるんじゃないかって
でも…私は…
「雫、このまま逃げてちゃだめだと思う」
駿の言う通りだった…
あの町から私は逃げたんだ。
記憶も何もかも置いて…
あの時の私は怖かったんだ
司と真子が本当に付き合っていたらどうしようって
大切な人2人も無くしてしまったらどうしようって
だから、私は逃げた
でも…もう…逃げたくない…
「駿…今からでも…遅くないかな?…」
「大丈夫、遅くねーよ」
夏休みがそろそろ、始まる
そのときに…行こうかな…
あの町に…
もう1回あの町に戻ったら…きっと何かがわかる気がするんだ…
「駿…私ね…」
「行ってみるんだろ? いいよ。俺も行く」
え? 俺も行くとはなんですか、先輩
どういうことですか?笑
私今ものすごく間抜けな顔してると思う
「え?」
「え?、1人で行くのが難しいから一緒に来て欲しいんじゃないの?」
「え、違う違う!笑 ただ、あの町に行ってみるよっていう報告だけ!」
「まじ? はっず…俺」
顔を両手で隠す駿
その姿が可愛かった
両手で顔を隠しながら私に伝えてくれた
「雫のことが心配だから俺も行く。その方が心強いでしょ?」