星の君と氷の私
第10章 10
駿とのキスは事前に知らされてなんかいなかった
それに、私は知らなかった
きっとふりだろうって思ってた
なのに…
今でも鮮明に覚えている
駿から伝わってくる熱を
唇の形を…駿の体温を…
全部全部…
「あれあれ、雫さん。顔、赤いですよ?」
「あーもう!実行委員行ってくる!!」
私はドレスとか制服に着替えて実行委員の仕事をしに行こうとした
所で駿と目が合った
「あ、雫 俺もいっ「急いでるから!ごめん!」」
私は駿から逃げるように教室からでた
「駿さん、これ逃げられてますよ?」
「このままでいいの?」
「うるせぇよ、2人とも。ちゃんとするから」
っていう会話をしてるなんてこのときは知らなかった
実行委員の仕事はそんなに忙しくなくて
ただ異常がないかーとかの校内見回り
その間、他のクラスの出し物とか見たりいったりしていいことになっている
本当は駿と2人で回らないといけないんだけど
さっきあんなことあったし、何を話していいか分からないから
それに駿から逃げちゃったし
1人で回るしかないよね
一緒に文化祭回れるってなった時は嬉しかったのになー
まさかこんなことになるなんて思ってないじゃん?
それに…周りはカップルたちが多くて
本当は駿と2人で…
なんて考えると悲しくなってくるからやめよ
午後の部までは時間があるなー
1人でどうしよっか…
「やっと見つけた!」
後ろから腕を掴まれて見てみると息を切らした駿がいた
「…な、なんで」
「話は全部後で聞く、だから今は文化祭楽しもう」
息を切らしてまで探しに来てくれたの?
この大勢の人混みの中から私のことを?
「雫、ほら返事は?」
「うん!!」
それに、私は知らなかった
きっとふりだろうって思ってた
なのに…
今でも鮮明に覚えている
駿から伝わってくる熱を
唇の形を…駿の体温を…
全部全部…
「あれあれ、雫さん。顔、赤いですよ?」
「あーもう!実行委員行ってくる!!」
私はドレスとか制服に着替えて実行委員の仕事をしに行こうとした
所で駿と目が合った
「あ、雫 俺もいっ「急いでるから!ごめん!」」
私は駿から逃げるように教室からでた
「駿さん、これ逃げられてますよ?」
「このままでいいの?」
「うるせぇよ、2人とも。ちゃんとするから」
っていう会話をしてるなんてこのときは知らなかった
実行委員の仕事はそんなに忙しくなくて
ただ異常がないかーとかの校内見回り
その間、他のクラスの出し物とか見たりいったりしていいことになっている
本当は駿と2人で回らないといけないんだけど
さっきあんなことあったし、何を話していいか分からないから
それに駿から逃げちゃったし
1人で回るしかないよね
一緒に文化祭回れるってなった時は嬉しかったのになー
まさかこんなことになるなんて思ってないじゃん?
それに…周りはカップルたちが多くて
本当は駿と2人で…
なんて考えると悲しくなってくるからやめよ
午後の部までは時間があるなー
1人でどうしよっか…
「やっと見つけた!」
後ろから腕を掴まれて見てみると息を切らした駿がいた
「…な、なんで」
「話は全部後で聞く、だから今は文化祭楽しもう」
息を切らしてまで探しに来てくれたの?
この大勢の人混みの中から私のことを?
「雫、ほら返事は?」
「うん!!」