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死んでも愛して

第3章 サンゾン

俺とみっちゃんは同僚だった。

少し先輩だった俺はときどきみっちゃんの悩み相談をきいてやったりしていたのだ。

「みちゃんんんん、げげげんきききだたかー」

俺は少し嬉しくなってみっちゃんに抱きつこうとした。

「げげげげんきってなな」

「ちょどみななないあだぢににぎぎいれいになだだな」

「やただだぜぐばらららだでずよ」

バシン。

みっちゃんの平手打ちが俺のあごにあたり、あごが外れる。

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