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死んでも愛して

第3章 サンゾン

みっちゃんも俺に会えたのが嬉しかったようだった。

しかし、みっちゃんはおそらく死んでゾンビ化する前にひどい目にあったのだろう。
そこかしこの衣類がやぶれて胸元や、パンツがあらわになっていた。

俺がまじまじとみっちゃんの半裸を見ていると、みっちゃんはそれに気づいたようだった。

「えええっじ」

「みるるるるだげだげいいいだろろろ」

「うぞぞ、わたただだじのいずののにおおいがいだでだののじでるのよおおお」

そうだった。
俺は隠れてみっちゃんの椅子の匂いを嗅いでいたのだ。
椅子のクッションに移った女のあそこの匂いがたまらなかったのだ。

「ばばばれでだのががが」

「べんだだだいいい」

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