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ブラコンですが、なにか?

第9章 Be loved by Jun①

その指を……

潤の唾液を纏った指を俺の中が欲している。


「欲しいの?」

その言葉に俺は反論も抵抗もできない。


俺は素直に頷いた。


「じゃぁ、望み通り……」

「あん…っ」

取り出していたローションを再び反り立った俺のモノの頂点から流していく。

垂れていくローションは俺の蕾まで辿り着き、潤の指がそこを撫でて纏うと中に入ってきた。

「あっ…やっ、んんっ…」

止まる事ない吐息と喘ぎ、そして下からクチュクチュと聞こえる水音。

指が増えるたびに両方が大きくなる。

「じゅ…んっ、ねっ、もっ…もうっ!」

「わかってる。俺も限界」

勢いよく抜かれた指。


もっと大きいの……ちょうだい?


「あげる」

俺の心の声に返事をするような潤の声。

「ちょうだ……んあっ!」

足を割り開き膝裏を持ち上げると、一気に潤のモノが奥深く入ってくる。

「ふっ…深いっ!ああ…っ」

「優しくしたいのに……ごめんっ!」


謝っているけど潤の腰の動きは早さを増す。


いいよ?

もっと、ちょうだい?


その気持ちを伝えるように、少し汗に濡れた髪に手を伸ばし、指を纏わせるとそのまま引きせ唇を重ねた。


「んっ……ふぁっ、んん…っ」

俺が漏れる声は潤の舌で絡められ、口内へと吸収される。

「じゅ、潤っ……ダメっ、もう……」

「俺も……一緒にイこ?」

潤が俺たちの間にある俺のモノを扱く。

「やぁぁっ、りょ、両方……いやっ!」

「くっ、締めつけヤバいっ!」

その言葉の後、熱を吐き出し潤は俺の中に熱を放った。

「和…也」

掠れた声で俺を呼ぶ。

「じゅ…ん、誕生日……おめでとう」

俺と潤がひとつに繋がった状態で、お祝いの言葉を改めて伝えた。

「ありがとう」

嬉しそうに笑った潤の顔が変わった。

そして中の潤のモノがピクンと波打った。


嘘…でしょ。

これって、ヤバい……よね。


「じゃあ、もう1回ね?」

ニヤっと潤は笑って見せた。

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