無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「ちょっと、翔にぃ！」

覆いかぶさった俺を引き剥がそうと伸ばした手を掴み、シーツに縫い付けた。

「昨日はどうやって雅紀に抱かれたの？」

「ばっ、何言って……」

顔を真っ赤にして目を見開く和也。

「こんな風に？」

「ひゃっ…」

耳元で囁くとそのままパクッと噛みついた。

「そんな風に声も出した？」

和也を見下ろすと、唇を噛みしめ潤んだ瞳で睨む。


それは俺を煽るだけだよ？


「ここも……触られた？」

「んっ…あっ」

服の裾から手を入れ、目的の場所まで滑らせる。

「段々、硬くなってきた」

グリグリと指の腹で刺激すると、主張を始める胸の飾り。

「やっ…ダメっ、翔……にぃ」

首を振って快感を逃そうとする和也に、悪戯心は増すばかり。

「雅紀は良くて、俺はダメなの？」

「やぁっ、違う…っ」

ピンと尖った先を爪で弾いた。


ホント、いちいち反応が可愛い。


俺の質問に『違う』って答える和也が愛おしい。


和也は俺たち兄弟が大好きだ。

そして俺たちも和也が大好きだ。


誰かが和也を抱くことに、嫉妬することも無い。


たまに仕事が多忙で和也に触れられなかった智にぃが爆発するくらい。


「ごめんごめん、意地悪し過ぎたな」

息が上がっている和也の髪を優しく撫でた。

「掃除……しなきゃ」

こんな時でも家の事を考える和也。


でもその状態じゃ……ねぇ？


「その前にお詫びしなきゃ」

「えっ、ナニナニ？」

慌てる和也を物ともせず、下着ごとズボンを脱がせると上を向く和也のモノをパクッと咥えた。

「やっ、んっ…待って、汚いっ、ああっ！」

抗議の言葉は和也のモノを強く吸って、快感の言葉に変えた。

「掃除もあるし……イかせるよ？」

根元を手で上下に扱き、顔も上下に動かしつつ絞り出すように吸い上げる。

「いきなりっ、ダメダメっ、んぁぁっ！」

俺の口に和也の味が広がった。