ブラコンですが、なにか?
第11章 Be loved by Sho①
ご飯を食べ終わると、食器等を手早く洗う。
だって翔にぃが洗っている途中で『早く部屋に来てね』って、嬉しそうな声で耳元で囁かれた。
それに従う必要はないんだけど、勝手に手が急いじゃってる。
最後のフライパンを洗い終えると、食器乾燥機に入れてタイマーを押した。
「ごめん、今日は先に寝るね?」
ソファーで釣り雑誌を見てる智にぃと、ラグに座ってゲームをしている雅紀にぃと潤に声をかけた。
「そっ、そうか。おやすみ」
「おや……あっ、ヤベッ!」
「ちょっと雅紀にぃ!和也っ、おやすみ」
俺の声になぜか動揺している智にぃ。
そして雅にぃも同じように動揺して潤の操作しているキャラと一緒に穴に落下。
ホント……変な3人。
「おやすみなさい」
不思議に思いながらも、足は自然と翔にぃの部屋へと向かう。
コンコン…
「はーい」
返事だけなのにドクンと胸が高鳴った。
「俺だけど……うわっ!」
勢いよくドアが開くと、腕を引っ張られて部屋に引き込まれそのままギュッと抱きしめられた。
「遅い」
「遅くないよ!早く済ませ…っ」
少し身体を離して翔にぃの言葉に反論しようとしたけど、慌てて口を手で覆う。
俺、何言ってんの!
めちゃ恥ずかしい事、言ってんじゃん!
それって……
それって……
「そんなに早く、シて欲しかったの?」
「んっ…あっ」
翔にぃの掠れた声と耳にかかる吐息に、否定の言葉は簡単に甘い声に変換された。
「求めたのは和也だからね?」
ニヤリと口角を上げた唇は、すぐに俺のそれと重なり、そして食い尽くすように唇を角度を変えて何度も覆う。
吐息さえも吐き出す隙を与えてくれない。
「はぁっ……翔……にぃ」
力の入らない身体を何とか支えようと翔にぃの服をギュッと掴み、助けを求めて見上げる。
「その目……ヤバい」
「うわっ!」
その言葉と共に俺の身体は宙に浮いた。
だって翔にぃが洗っている途中で『早く部屋に来てね』って、嬉しそうな声で耳元で囁かれた。
それに従う必要はないんだけど、勝手に手が急いじゃってる。
最後のフライパンを洗い終えると、食器乾燥機に入れてタイマーを押した。
「ごめん、今日は先に寝るね?」
ソファーで釣り雑誌を見てる智にぃと、ラグに座ってゲームをしている雅紀にぃと潤に声をかけた。
「そっ、そうか。おやすみ」
「おや……あっ、ヤベッ!」
「ちょっと雅紀にぃ!和也っ、おやすみ」
俺の声になぜか動揺している智にぃ。
そして雅にぃも同じように動揺して潤の操作しているキャラと一緒に穴に落下。
ホント……変な3人。
「おやすみなさい」
不思議に思いながらも、足は自然と翔にぃの部屋へと向かう。
コンコン…
「はーい」
返事だけなのにドクンと胸が高鳴った。
「俺だけど……うわっ!」
勢いよくドアが開くと、腕を引っ張られて部屋に引き込まれそのままギュッと抱きしめられた。
「遅い」
「遅くないよ!早く済ませ…っ」
少し身体を離して翔にぃの言葉に反論しようとしたけど、慌てて口を手で覆う。
俺、何言ってんの!
めちゃ恥ずかしい事、言ってんじゃん!
それって……
それって……
「そんなに早く、シて欲しかったの?」
「んっ…あっ」
翔にぃの掠れた声と耳にかかる吐息に、否定の言葉は簡単に甘い声に変換された。
「求めたのは和也だからね?」
ニヤリと口角を上げた唇は、すぐに俺のそれと重なり、そして食い尽くすように唇を角度を変えて何度も覆う。
吐息さえも吐き出す隙を与えてくれない。
「はぁっ……翔……にぃ」
力の入らない身体を何とか支えようと翔にぃの服をギュッと掴み、助けを求めて見上げる。
「その目……ヤバい」
「うわっ!」
その言葉と共に俺の身体は宙に浮いた。