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ブラコンですが、なにか?

第11章 Be loved by Sho①

「やぁぁっ、なに…っ、ああっ!」

翔にぃの手が俺のモノを扱く快感。

翔にぃのモノが俺のモノに擦れる快感。


その快感は急速に俺の身体を高みへと導いていく。


その証拠に翔にぃが扱くたびに、クチュクチュと厭らしい音を奏でる。

そしてそれがだんだん大きくなっていく。

「ピクピクしてる。もうイきそうなの?」

口を開けば甘い声しか出ない俺は返事する事さえ出来ず、ただ首を縦に振って応える。

「いいよ?存分に……イけ」

「んぁっ、もう……ダメっ、あぁぁぁっ!」

耳元で聞こえた命令に従う様に、俺は勢いよく熱を翔にぃの手に吐き出した。

「ふぅー、危ねぇ……俺も持ってかれるとこだった。これ、ヤバいね」

息を整えつつゆっくりと瞼を開けると、額に汗を滲ませ苦笑いを浮かべる翔にぃ。

「ちゃんと和也の中でイきたいからね」

その言葉の通り、向けた視線の先の翔にぃのモノは熱を吐き出してはいなかった。

「その為にちゃんと準備しなくちゃね?潤滑油も和也が準備してくれたし」

翔にぃは掌に受け止めた、俺の吐き出した熱を見つめていた。

「ちょっと、やめっ……」

「ほら、寝ころんで」

伸ばした手を掴まれ、そのままベッドに倒される。

そして素早く膝裏に手を滑らせ脚を開くと、蕾にツンと冷たいものが触れた。


その瞬間、期待でピクっと震える身体。


「期待でここ……ヒクヒクしてるよ?」

「やっ、言わっ……ああっ!」

周りに俺の吐き出した熱を塗りたくると、翔にぃの指が中に入ってきた。

昨日、雅紀にぃを受け入れた俺の中は、簡単に翔にぃの指で中を押し広げられる。

「柔らかいね?でも潤いが足らないから足すね?」

指が一度抜けると物足りなさを感じる俺の中。

「んっ、ああっ!」

けどすぐにまた翔にぃの指が俺の中に入ってくる。

自分の中が自分の吐き出した熱で、クチュクチュと音を出して準備を整える。

「翔……にぃ」


もう指だけじゃ……満足できないよ。

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