太郎くんとエッチな災難
第2章 ロッカー
「そっか…あっ、もう出ても大丈夫じゃない?」
「あぁ…急に押し込んで悪かった…今開ける……ん?」
「…どうしたの?」
「やべ…何か開かない…」
「へ!?」
私もドアを押してみるけどロッカーの取っ手の部分に上手い事私の制服の第3ボタンが引っ掛かっているみたいで本当に開かない。
急いで入ったので私は中腰になっていてその後ろに嘉山君がいる状態になっているのでこの体勢でいるのはツラい。
「何で開かねぇんだよ!開けよ!」
嘉山君は力任せにドアを押すけど引っ掛かっている物を取らないと開きそうになかった。
「このドアの向こう側が取っ手になってる所に私の制服のボタンがら引っ掛かってるみたい…これ取れれば開くと思う…ボタンで引っ張られてて手動かせないの…」
「そうか、俺が取る…暗くて見にくいな」
嘉山君の手が胸元に伸びてくる。
「ボタン何処だ…?」
ツンッ
!?
「これか?」
プチンッ
「それ違っ…」
なんと嘉山君の手は私の制服のシャツの中を探していて私のブラのフロントホックを外してしまった。
しかし、嘉山君はそんな事になっているのを全く気付いていない。