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太郎くんとエッチな災難

第11章 えっちなパーティ



~朱里side~



今で人目を気にしないほどすっごくラブラブの私と康太だけど付き合い始めた頃はそんな事は全くなかった。



付き合い始めたのは1年の時。



その頃はまだ嘉山君はいなくて、その頃から花とは仲が良かった。
そして、康太とも中学の時から仲が良くて実はずっと好きだった。


ある日の放課後に3人で遊んで帰る途中で二人になった時。


「なぁ」

「ん?」

「俺、よく女子二人と遊んでてハーレム状態なのに彼女いないっておかしくねー?」

「は〜?何言ってんの?」


一瞬花と付き合いたいとか言うのかと思ってドキッとしてしまった。


「いや、だってさ!最近席替えで笹木と仲良くなったんだけど、あいつに仲良い女子いんのに彼女出来ないなんて変だって言われてさ」

「笹木の方が変じゃん!小学校の頃から彼女いるしまだ高一なのにしょっちゅう彼女変わってるし!しかも毎回モデルとかめちゃくちゃ可愛い子ばっか」


「あいつすげぇ金持ちだしな…なんかさ、あいつよくカップル同士で集まって家で泊まりでパーティやってんだって。俺も彼女出来たら呼んでくれらしい!あいつの家前に外から見た事あるけどすごいんだよ!行ってみたくね?」


日本の高校生の私たちがホームパーティなんてなかなか行く機会もないので私も少し興味があった。

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