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太郎くんとエッチな災難

第11章 えっちなパーティ



「今日はスクリーンで上映会でもするか」



笹木君がそう言い出して私は隣りの2人には気づいていないふりをした。



「何見るのー!?映画?」

「いや、AVだよ。何か見たいジャンルとかある?」

「え…?AV?」

「じゃあ潮吹くやつ希望ー」

「おっけー」


笹木君と夏目君の会話についていけない…。
私は咄嗟に康太の方を見た。


「えーっとさ……女子もいるし、それは止めとかない?」

「何言ってんだよ?この後部屋に行ったあとの為に雰囲気作りだろ?…あ、二人でAVとか見た事なかった?」

「結構面白いよー早く見よ」


有無を言わさずにAVは流れ始めた。


AVなんて…初めてみた…。


笹木君達はキスをし始めていて、夏目君と夢乃ちゃんはさっきの延長でパジャマの中に手を入れて胸を揉んでいる。


「…須賀達もイチャつけよ、最後までしたくなったら部屋戻れよ?みんな慣れてるから2人の世界入っても誰も気にしないし……まさか、二人付き合ってないとかじゃないよな?」

「いや!付き合ってるよ!朱里、来いよ」

「うん!」


康太は急いで私を引き寄せて抱き締めた。


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