太郎くんとエッチな災難
第13章 告白
次の日。
早く花と会いたくていつもより早くいつも花と朝待ち合わせをしている場所に着いた。
花が何となく素っ気ない気がして少し焦っている。
待っていると花がやって来た。
「…おっす」
「…おはよう」
「行くか」
…やはり、花の様子がいつもと違う。
歩いている最中全然喋らない。
「……あ、手……繋ぐか?そろそろ学校近いし」
「いい…もうみんな私達の事付き合ってるって思ってるし、手繋いでないカップルだってたくさんいるでしょ?」
「そう…だよな」
まさか…拒否された。
かなりショックだった。
付き合ってないのにショック受けてるのもおかしいけど…。
遊園地の日あんなに求め合ってたのに何でだ?
もしかして…花の好きな奴と何か進展があったのか?