テキストサイズ

太郎くんとエッチな災難

第13章 告白




朝のクラス委員の仕事も黙々と作業をしている。




廊下の掲示板の張り替えをしていると最近よく話しかけて来る上級生達がまたやって来た。


「太郎君おはおはー!」

「またクラス委員の仕事してる!見た目チャラそうなのに真面目だよねー」

「別にチャラくねぇよ」

「そうだよ、髪だって地毛なんだから」

「ねぇ、放課後彼女と過ごさない日ないのー?カラオケ行こうよ」


そういえば花と関係終わったらこういうの断る口実また考えないとな。

しばらく花以外の事考えられないと思うし。


告白したら終わる事前提に考えないといけなくてツラいけど。


「太郎君…届かないところあるから来て貰ってもいい?」


教室の扉から花がひょこっと顔を出してそう言ってきて俺はすぐに花のところに行った。


「どこだ?やってやる」

「ごめんね…そこのところ…」


花でも届きそうな場所だけど…そんなのどうでもいい。

花に呼ばれただけでもめちゃくちゃ嬉しい。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ