
太郎くんとエッチな災難
第3章 看病
「七瀬すごいな!こんな美味い物簡単に作れるとか!マジで今まで彼氏いなかったの?」
「唐揚げ作れても彼氏は出来ないよぉ」
「優しいし可愛いのに勿体ねぇな」
嘉山君はサラっとそう言った。
今のは口説き文句で言ったわけじゃない。
そんな事ハッキリ言われた事なかったからびっくりしちゃった…
「えっと…嘉山君は?彼女さんとかは…」
「あー…中3から去年までアメリカに住んでたんだけどその時にちょっとな…日本ではない」
「そっか」
そうだよね…嘉山と話すの楽しいしカッコイイもん…
外国人の女の子って絶対私より大人っぽいだろうし、何か色々レベルが高い気がする…。
次の彼女出来るまで嘉山君が怖い人じゃないってみんがわかったらきっとすぐなんだろうな。
