太郎くんとエッチな災難
第4章 気持ち
七瀬が一緒のベッドで寝ていて眠れるわけがなかった。
七瀬は寝息をたてて眠っているのに俺は今日の七瀬とのセックスを思い出してまた勃起させていた。
最初に声を掛けてくれた時可愛いとは思ったけど、まさか…昨日の1日で七瀬の事好きになってるとかありえねぇ…。
七瀬には好きな奴がいる。
その上俺は転校初日からクラスで完全に浮いてる存在になってるのにこんな気持ち七瀬からしたら迷惑でしかない。
骨折を理由にこんな事までしてもらってしまったが…。
悶々としながら俺は明け方に眠った様だった。
そして夢を見ていた。
七瀬と学校で話してる夢だ。
七瀬が持っていた筆箱に突起があってそれがやたら気になって正体を知りたくて筆箱に手を突っ込んでる意味のわからない夢だった。