太郎くんとエッチな災難
第7章 目隠し
愛液でびしょびしょの下着は洗ってシャワールームに干しておくことにした。
きっと明日までには乾くはず。
下着を着ずにパジャマを着る。
嘉山君と同じベッドで寝るのは初めてじゃないし、寝るだけだから大丈夫だよね。
シャワールームを出ると嘉山君はベッドでスマホをいじっていた。
私がベッドの上に座ると嘉山君はスマホを置いてこっちに来た。
「七瀬…」
「ん?」
「あのさ…無理だった断れよ?」
「何ー?」
「なんつーか…さっきのゲームの時の興奮が収まらなくてさ…今夜だけでいいんだ…ちゃんとセックスしてくれないか?」
「え…」
「七瀬に好きな奴いるのはわかってる!目隠ししてそいつとしてると思っていいから…ごめん、無理な事言ってるのはわかってる」
「いいよ…さっきは私と朱里の友達関係悪くならないように嘉山君に付き合わせちゃったし…男の子の性欲事情分からないけど何気に嘉山君と3回もしちゃってるんだもん!私で良かったら…」
「ありがとう…ハンドタオルで目隠ししよう」
嘉山君はそう言ってハンドタオルを私の目元に巻き付けた。
好きな人って嘉山君だから目隠しとか全然いらないんだけど…