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もう一度、君に会えたら

第3章 取引

今現在、センパイと僕の視線の先にあるもの。。

ジーザス!

僕は視界から消すように、その平たい包みを元の場所に戻した。

「すみません!!
飴でも入ってるのかなーって思って、、
で、びっくりして。
あのっ、使おうとか思ったわけじゃありませんからっ」

ああっ、何をやっているんだ僕は。

ほかに危ないところはどこだ?
バイブとかSMグッズとかが売ってたりするって聞いたことあるけど。。

見まわすと、クローゼットっぽく見えている扉も、開けてはいけない気がしてきた。

こんな誘惑だらけの部屋で、センパイと一晩過ごす?
気まずいのは、絶対に僕のほうだ。

いまさら、自分の提案が愚かだったことに気づいた。

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