もう一度、君に会えたら
第3章 取引
ルームサービスが届くのに、時間がかかりそうで
僕は、雰囲気を変えたくて言う。
「えと。喉、乾きましたね。
飲み物も注文しましょうか」
パンフをもう一度、見直し、
だけど、載っているのはアルコールのみ?
やっとこ自制している僕に、アルコールなんてとんでもない。
どこだ?どこだ?とキョロキョロしていると、センパイが言った。
「あるんじゃない?このあたりに…」
センパイは扉を開く。
そこには小さな冷蔵庫が設置されていた。
冷蔵庫には飲み物が並んでいて、
そうか。客がビンや缶を引きぬくと、課金される仕組みなんだ…とわかる。
「センパイは何を飲みますか?」
「じゃあ、お水」
「はい、どうぞ」
と、自分も水のボトルを取り、お互いに喉を潤した。
そして、口を開く。
「センパイは、あるんですか?
こーゆーホテルに、入ったこと」
すると、センパイは小さくうなずいた。
「っ。ですよね。
すみません、変なこと、聞いて」
誰となんのため?なんて
聞くまでもない。
僕は、雰囲気を変えたくて言う。
「えと。喉、乾きましたね。
飲み物も注文しましょうか」
パンフをもう一度、見直し、
だけど、載っているのはアルコールのみ?
やっとこ自制している僕に、アルコールなんてとんでもない。
どこだ?どこだ?とキョロキョロしていると、センパイが言った。
「あるんじゃない?このあたりに…」
センパイは扉を開く。
そこには小さな冷蔵庫が設置されていた。
冷蔵庫には飲み物が並んでいて、
そうか。客がビンや缶を引きぬくと、課金される仕組みなんだ…とわかる。
「センパイは何を飲みますか?」
「じゃあ、お水」
「はい、どうぞ」
と、自分も水のボトルを取り、お互いに喉を潤した。
そして、口を開く。
「センパイは、あるんですか?
こーゆーホテルに、入ったこと」
すると、センパイは小さくうなずいた。
「っ。ですよね。
すみません、変なこと、聞いて」
誰となんのため?なんて
聞くまでもない。