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もう一度、君に会えたら

第6章 彼女

そのままの姿勢でいまさら、尋ねる。

「家に、連絡は?」

「妹に言っておいたから大丈夫」

「そうなの?」

ってことは、お泊まりも同意っ?

僕の無理矢理じゃなくっ?

でもっ、条件では
つきあえるなら、、家に帰れるのに…。


信じがたい、この状況。
なのに彼女は、

さらに、嬉しいことを。。

「うん。
さっきね、吾郎くんのこと
好きになりかけてるって言ったけど
本当は違って、、本当は。

えっとね……好き…だよ」

そのセリフと同時に、背中からの柔らかな感触が僕をいざなう。

「っ、、」


嬉しすぎて、夢かもっ。

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