
スノストによる友情短編
第14章 6本の糸。
体育祭当日。
「、、あっ佐久間くーん。これ、実行委員会の人たちに渡してほしいって頼まれたんだけどぉ、」
佐久間「あ、マジ?ありがとう^_^助かるよ。」
クラスメイトである女子たちに渡された一枚の紙。
俺結構バタバタしてたから、みんなと今日顔を合わせてなかったし、、頼まれたことをやろうと思った。
佐久間「、、倉庫っ、ここか。」
倉庫から、物を出そうと思ったその瞬間。
誰かドアを閉め鍵まで閉めた。
佐久間「えっ、、」
「、、ふふ笑笑ざまぁみろ。気持ち悪いんだよね〜あいつ。」
「なんていうかぁ、、隠キャでオタク感あってキモい、笑笑」
「わかるわかるぅー!渡辺くんたちといてほしくないわ。汚れる、笑笑」
女子たちからの心が痛む内容。
汚れる、かぁ、、、
もう、無駄な抵抗はやめようと思ってそのまま倉庫にあるマットの上に座って1人で泣いていた。
やっぱ、、この見た目からキモいのかな、、
俺みたいな人は、好まれないんだな、、
佐久間「、、俺のせいでっ、、みんなを台無しにっ、泣」
俺が来る前から、ずっと幼なじみでかっこいい五人組だって言われるぐらい超人気者だったみたい。
そこにこんな見た目の俺がいると、、台無しになるんだな、、
