
スノストによる友情短編
第15章 太陽
「、、ふふ^_^大介。こんなものが見つかったわよ^_^」
佐久間「え、なになにぃ?^_^」
母ちゃんから、渡されたのは小さい時初めて出たダンスの発表会のビデオとアルバム。
懐かしくて、ビデオを見ながらアルバムをめくっていた。
佐久間「、、あ、れ。この子誰だったっけ、、」
「あら、覚えてないの?亮平くんだよ。」
佐久間「亮平、?」
「同い年の子で、あなたたちずっとコンビで踊ってたのよ。でも、亮平くん、お父さんの転勤で引っ越してそれっきり。」
、、あ、確かに、、
思い出した。そして、、アルバムの最後に、、
『いつかきっと夢を叶えよう。』
『2人で力合わせて、、最強のトップに!』
小学生ながら、そんな目標を書いたのも思い出し、、その下に、、
佐久間「、、あべ、りょーへい、、?」
“あべりょうへい”、、
あべって、、あれ、?阿部も下の名前亮平じゃ、、?
佐久間「、、あっ、!!!思い出したっ!」
「もう、なんなの、いきなり大きな声出して。」
佐久間「母ちゃん、ごめん。俺帰るね。」
「え、もう少しゆっくりしていきなさいよ!笑笑」
母ちゃんの声にも反応せず、俺は実家から出た。
そして、高速バスに乗り、、そのままある人のもとへ。
