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スノストによる友情短編

第39章 別れ際


佐久間「、、ふざけんなっ!!お前、さいってい!!」

阿部「はぁ?元はと言えばお前のせいだろ!!」

高3の冬。もうすぐ卒業を迎える時だった。
中1の時に出会った俺らは、高校も同じところに進学し高2の春、俺から亮平に告白し付き合い始めた。

だけど、高3になってからはお互い受験生ですれ違うことも多く、あまり一緒に過ごせなかった。

大学の進学先も決まり、やっと2人で過ごせるって思ったけど、、俺と阿部ちゃんの間で衝突。

ケンカがだんだん大きくなって、俺は亮平より小さい体だから力だと負ける。物を投げぶつけたりした。

しまいには、、

阿部「、、俺たち、、一緒にいないほうがいい。お前に失望したよ。」

佐久間「あっそ。俺もお前のこと大っ嫌い!もう2度と顔を出すな。」

俺たちはケンカしたまま別れてしまった。

卒業式を迎え、、俺たち別々の道を歩み始めた。


俺は、大学生になり充実した日々を送った。
初めて異性と付き合ってみたり、、サークルにも参加して、二十歳超えてから飲み会をたくさんして、、

そして、夢を叶えるために教員免許も習得し、、

佐久間「、、よしっ。」

俺は大学卒業し、晴れて母校である高校の教師になった。

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