スノストによる友情短編
第43章 拾い犬
当たり前だと思ってた日常は、ある日突然変わる
阿部「、、ただいまー。」
俺は、SnowManというアイドルグループで活動してる。帰りは時間がバラバラで、今日みたいに早く終わるときもある。
リビングへ行くと、、朝とは違う光景が、、
そして、ソファーの前に置いてある机の上がぐちゃぐちゃ。
すぐにこのような状況になるっていうのは、、俺はわかってる。
阿部「、、大ちゃん、、?」
大介「、、あ、おかえり〜!」
阿部「あ、また手で食べてる!お箸使いなさいっ!」
大介「え〜、これ使いにくいんだもん、、」
阿部「行儀が悪いから。もぉ、、」
机の前で俺がつくっていったご飯を、手でぐちゃぐちゃしながら食べていた。
大ちゃんは、普通に見えて、、普通じゃない。
大ちゃんとの出会いは俺にとって大きく変わった。
ある日の深夜、、
その日は大雨で、、仕事帰り疲れてたから雨が憂鬱で仕方なかった。
重い足取りでやっと家の目の前。
鍵を取り出しエントランス潜ろうとしたら、、
全身びしょ濡れの男の人がしゃがんで寒がっていた。
阿部「、、あ、の、、大丈夫、?」
?「、、、さ、、むいです、、」
震えながら俺を下から見上げた。
阿部「、、よかったら、俺の部屋くる、?」
そう言ったのが始まりだった。