スノストによる友情短編
第43章 拾い犬
大ちゃんを家に入れ、、お風呂にまずお湯を貯めた。その間にバスタオルと着替えを用意し、、
阿部「あの、これ俺の部屋着だけど、着替えよっか。あと、バスタオル。」
?「、、ありがとう、ございます、、」
洗面所で着替えさせ、、
阿部「今お風呂入れてるから、その間にあったかいもの飲もうか。」
?「、、(コクッ)」
濡れていた髪の毛をわける彼。
初めてちゃんと目を見た。
知らない人を部屋に入れるなんて、こういう仕事してる以上よくないことはわかってる。でも、大ちゃんは、そういうことをしなさそうだし、何より弱っていた。だから見捨てられなかったんだ。
阿部「何飲む?コーヒー?それとも、紅茶、、ココアもあるけど、」
?「ココア、がいいです、、」
阿部「ふふ^_^ソファーに座って待ってて?」
ソファーに座ったのを確認し、ココアを入れて持っていった。
阿部「どうぞ。」
?「ありがとうございます、、」
ココアが入ったマグカップを両手で持ち、飲む姿がなんとも言えない可愛らしかった。
阿部「、、ねぇ、キミ名前は?」
?「、、大介」
阿部「上の名前は?」
大介「わからない、、小さいときになんかわからないけど、、記憶がなくなって、、」
阿部「そっか、^_^、、あ、俺は阿部亮平。まぁ、周りからは阿部とか阿部ちゃん、あべべとか言われてるけど、自由に呼んで?」