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スノストによる友情短編

第44章 しずく


?「、、さくまぁー。」

佐久間「んー?」

オフの日。
いつものように過ごしていると、、奥の部屋から出てきて俺の名前を呼ぶ阿部ちゃん。

阿部「今日さ、悪いんだけどクイズの勉強していい?今度お仕事があるんだ」

阿部ちゃんとは、恋人同士で、同棲中。
たまたまかぶったお休みの日なのに、クイズの勉強をしようとする阿部ちゃんにほんのちょっとだけイラッときたけど、、

佐久間「んー、いいよ。頑張って^_^」

無理に笑い、阿部ちゃんを応援した。

阿部「ふふ^_^ありがとう。」

そう言ってまた自分の部屋に戻っていった。

佐久間「、、はぁ、、アニメでも見るか、、」

最近のおやすみの日は大抵こんな感じ。
いつもいつも勉強勉強って言って俺を構ってくれない。

俺もアニメみて時間潰すけど、、時間につれやっぱり飽きてくる。

今日も、アニメを見てひと段落ついた。
時計を見ると、お昼の時間。

2人で何か食べようと思って、家にある物で軽く作り、、、

コンコン、、

佐久間「、、阿部ちゃーん。入るよぉ?」

断りを入れてから覗くと、、
俺の方を向かずに、、返事だけした。

佐久間「、、ご飯たべよ、?」

阿部「んー、俺はまだいいや。もうちょっと勉強してから食べるね。」

佐久間「、、わかった。」

出て行こうとした時も阿部ちゃんは振り向かずに勉強に集中していた。


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