スノストによる友情短編
第45章 ヒカリ
佐久間「あ、バレちったぁ笑笑」
阿部「ふふ、笑笑」
ふっかと別れて、俺たちは家に帰った。
佐久間「お腹すいたぁ、」
阿部「ふふ^_^今すぐご飯にするから待ってて?」
そう言って冷蔵庫の中を確認すると、俺の好きな甘い食べ物が入っていた。
、、あれ、?こんなもの買った覚えないんだけど、、
しかも、そのスイーツの蓋には、
『阿部ちゃん、ごめんね』って書いてあって、、
阿部「、、これ、佐久間、?」
佐久間「、、うん、」
お昼に作ってあったご飯を食べたのか丁寧に食器洗いも済ましていて、、
佐久間「俺のためにさ、お昼作ってくれたのに、なんか申し訳ない気持ちになってさ、、阿部ちゃんを迎えに行く前にコンビニ行って、それ買ってきたの。」
なんて、言って照れ臭そうに笑う。
阿部「そんなのどうでもいいのに、笑笑」
佐久間「だって、阿部ちゃんが居なくなったら俺どうしたらいいかわかんないもん。」
阿部「そう簡単に居なくなるわけないじゃん笑笑、、でも、これはありがとう。あとで半分こして食べよっか。」
近くにいた佐久間の頭を優しく撫で、ご飯の準備にとりかかった。
それをずっと見つめ、時々話しかけられながら、、
話を聞いて笑う君がなんかまぶしかった。
こんなネガティブなことしか考えられない俺にヒカリを与えてくれるのは佐久間しかいないよ。
これからも俺にヒカリを照らしてね。
end