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スノストによる友情短編

第46章 希望


幸い俺と佐久間だけその日はお休みで、、
朝起きたら隣でスースー眠っている佐久間。

阿部「、、かわいい、、」

頭を撫でると、佐久間は目を開けて、、

佐久間「、、んふふ、昨日は最高だったっ、」

阿部「気持ちよく寝れた?」

佐久間「うん。」

しばらく2人で抱きしめあっていると、、

佐久間「、、この傷、、俺がつけちゃったやつだよね、」

俺の頬には、佐久間に傷つけられたものが少し残ってる。

佐久間「あの時、覚えてなくてさ、、後から聞いたら俺が阿部ちゃんに傷を負わせたって言われて、、」

阿部「そっか、でも、大丈夫だよ。佐久間に比べればこんな傷大したことない」

決して恋人同士ではない俺たちは、身体だけを求めるようになった。


でも、、佐久間の行動は、、俺たちが見てないところで日に日におかしくなっていく、、

阿部「、、佐久間ー?仕事遅れるよぉ?」

外ドアから入ろうとしたら、鍵がしまっていて、、
自分の部屋から中ドアを開けた。

阿部「、、佐久間っ、!?」

佐久間は、自分が載っている雑誌をビリビリに破りながら、どこか違うところを見ている。

阿部「、、佐久間っ、佐久間っ!!」

佐久間「ん、、、?」

阿部「大丈夫だから、俺がいるから、、」

ギュッと抱きしめると、その手は止め俺に抱きついてきた。

佐久間「、、ごめん、」

阿部「謝らなくていいから、、」

背中を優しく撫でると、俺の肩に顎を置き、、泣いていた。

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