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スノストによる友情短編

第49章 あべさく日常


「阿部くん。僕、佐久間くんの家に行ってくるから。」

阿部「あ、いや、俺に行かせてくださいっ!」

「え、?」

阿部「あ、あの、俺鍵持ってるので家の中に入れるんです。だから、、俺に行かせてください」

「そうか、、じゃあ、任せてもいいか?撮影は僕から話をつけとく。」

俺はカバンを持ち、佐久間の家に向かった。
部屋の中に入ると、気配を感じなくて、、

阿部「佐久間、?」

名前呼んでも反応しない。
寝室をそーっと覗くと、、

阿部「、、っ、!?」

佐久間「、、ハァハァ、、」

佐久間は、ベットの下に倒れ、、浅い息をしていた。

阿部「佐久間っ、?佐久間っ!!」

佐久間「、、ハァハァ、、あ、べ、ちゃ、?」

体を起こすときに触れた身体で、、

阿部「、、すっごい熱、、」

急いで俺が持ち歩いていた体温計を取り出し、熱を測ると、、

阿部「、、39度、!?なんでここまでして話さなかったの!!」

佐久間「、、ごめっ、、」

気づかなかった俺も悪かった、、
こんな体調崩してたのに、、

阿部「とりあえず寝て?マネージャーに言ってくる」

ベットに寝かせた俺は、マネージャーに連絡しようとしたら、、

佐久間「、、行けるっ、、から、、」

阿部「、はぁ?寝てろって。」

佐久間「仕事に、っ、穴開けるわけっいかないっ、、」

そう言って無理やり身体を起こす。
俺は、、その佐久間の様子を見て、、怒りを覚えた。

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