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スノストによる友情短編

第50章 真実。


この関係はいつまでも続かない。


___、、ごめん、お母さんがもう大介と付き合うなって言われたから

そう言って離れていった幼なじみたち。


理由はなんとなくわかってる。

だって、、俺の両親は人を死なせてしまったかもしれないから。

その日から当たり前だと思ってた日常が変わった。

「、、大介。行くぞ。」

佐久間「うん。」

三人兄弟の真ん中の俺はお兄ちゃんと弟と一緒に家から離れることになった。
両親は無実を訴え続けたが、、帰らぬ人になってしまった。

「、、大介、いいのか?5人にさよなら言わなくて、、」

当時の俺は中2。
高校生であるお兄ちゃんに心配されてた。

佐久間「んん、いい。あいつらも俺と会いたくないだろ。」

付き合うなって言われてるんだから。

弟は、俺の手をぎゅっと握りしめ、

佐久間「、、ん?^_^ふふ、大丈夫だから。お兄ちゃんたちもいるからな?」

まだ小さかった弟は、ずっと泣き続けている。
お母さんから貰ったぬいぐるみを抱きしめながら。

、、いつか両親の無実を晴らす。
約束するよ、、父さん母さん、、みててね、、

その想いを胸に、、俺たち三人兄弟はこの街から離れた。


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