
スノストによる友情短編
第51章 今宵
___さあ、今宵も甘い甘い血をもらおうか、、
出会いは突然だった。
俺の家は、勉強が全て。
勉強をして、いい成績とればいい大学、いい就職ができると言って、遊ぶ時間も勉強だった。
だから、成績がよくて当たり前。
褒めてくれたこともない。
まるで、、人間に支配されるロボットのよう。
ある期間、俺はスランプに入ってなかなかいい成績取れなかった。
「、、なんなんだ、この成績」
「サボってるんじゃないわよね?」
阿部「、、、いえ、、」
「アイツはいい成績取ってるぞ。なんで、兄であるお前がいい成績取れない。」
弟と競い合う毎日。
説教されることが多くて、、、
もうこんな家出たいとまで思った。
でも、、その勇気はなくて、、
阿部「、、外の空気吸ってきます、、」
「早く戻って勉強するのよ。睡眠時間削りなさい?」
阿部「はい、、」
俺は逃げるように外へ出た。
阿部「、、はぁ、、もうやだ、、」
俺の心と体はボロボロ。
解放してほしい、、、
ボーッとしながら歩いていると、、、
?「、、見つけた。」
後ろから、声がしたと思ったら急に首に痛みを感じた。
阿部「、、んっ、」
なん、か、吸われてる、??
だんだん痛みが快感に変わっていく。
不思議だった、、
