
スノストによる友情短編
第56章 春
“ねぇねぇ、亮ちゃんは大きくなったら何やりたい?”
“んー、僕は、、お医者さんになりたい。”
“すごーい^_^亮ちゃんなら絶対になれる!”
“そーかな?笑笑なったら、大ちゃん治してあげるね?”
“本当に?嬉しい^_^じゃあ、僕の病気は亮ちゃんに治してもらう!”
まだ、小学2年生の時、、
俺たちは生まれた時から体が弱くて、入退院を繰り返してた幼なじみ。
初めて会ったときも病院で、仲良しになった。
でも、大ちゃんの病気は俺よりはるかに辛くて大変。あの約束してから、大ちゃんは専門的にやってる病院へ転院して、会えなくなった。
俺は、大ちゃんのことを忘れたことない。
絶対元気になって俺のところに戻ってきてくれるって信じた。
「、、阿部ー。おはよぉ」
阿部「あ、おはよ^_^」
「テスト勉強したか?」
阿部「もちろん。、、お前は、してなさそうだな笑笑」
「ばれた?笑笑」
阿部「ったく、どうせまた出そうなところピックアップしてー。とか言うんでしょ?」
「わぁ、察してくれた!そうです!」
高校2年生になった春。
俺は仲のいい友達とこうして楽しく過ごしていた。
阿部「、、ジュースとお菓子奢れよ。」
「お約束します!笑笑」
でも、、大ちゃんのことは片隅に残ってるんだ。
