
スノストによる友情短編
第56章 春
クラス替えで、仲良い友達とは離れた。
この席か、、
名前順になってるため俺は1番前。
座って窓側を見つめていると、、隣に誰かが来た音がして、無意識に目線を移した。
?「、、どーも^_^佐久間大介です^_^」
阿部「あ、どーも。阿部亮平です^_^」
隣に座ったやつは、茶髪でピアスつけてて、、
少しヤンチャな雰囲気の男子生徒。
でも、、
佐久間「、、せんせーい。すみません。」
「、、お、もうその時間だね。いいぞー。」
決まった時間に、彼は薬と水を飲む。
先生もそれを理解している。
なんか、、誰かに似てる行動、、
俺も未だ朝昼晩、薬を飲み続ける毎日。
阿部「、、あ、飲まなきゃ、、」
まぁ、たまに忘れる時があるから焦って飲むけど、笑笑
それを見てた佐久間。
佐久間「、、阿部も薬飲んでるんだ」
阿部「え、?あ、、うん^_^俺、小さい時から体が弱くてさ。」
佐久間「ふーん、^_^俺と同じだね。」
佐久間は、俺の知ってる誰かに似ていた。
今日は、病院に薬を取りに行く日。
あと、定期検診。
阿部「、、先生、よろしくお願いします。」
「ふふ^_^亮平くん、体の調子はどーかな?」
阿部「元気です^_^」
「そうか。、、あ、亮平くん。大介くんのこと覚えてるかな?」
阿部「大ちゃんですよね?^_^はい。」
「そうそう^_^大介くん、またこの病院に通うことになってね。俺も亮平くんと掛け持ちすることになって。」
担当医である先生は、大ちゃんの担当医でもあった。
