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❇️片暉の残照❇️

第8章 成祝の義とスノーフェアリー


「今日は1日お疲れ様でした――――、体を冷やさないようにしてお休みなさいませ」


ニコルが就寝の準備を済ませた私に一礼すると部屋の灯りを消して出ていった。


本当に――――疲れた…


眼帯を外してベッドに横になるも――――…なかなか寝付かれそうになく…すぐに体を起こした。


「あの白いドレス――――本当に綺麗だった…今度はいつ着られるのかな?」


私はクローゼットに片付けた成祝の義で着たドレスを出し眺めた。


「――――もう一度…着てもいいかな?」


私は再びドレスを身につけ――――…鏡に自分を写した。


「うわぁ…――――綺麗だなぁ…それに、左目の色と合ってる」


真っ白なレースを分断につかったドレスは、黄金色に輝く髪と左目に凄く合っていた。





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