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❇️片暉の残照❇️

第11章 奇跡の王


「///ハハハ!相変わらずお前たちは仲がいいなぁ、メルトの言う愛妹とは君のことですか?会えて嬉しいよ――――」


その声に、場がふわっと和らぐ――――…




「あっ、――――えっと…」



その柔らかさにどこかホッとする。


「レンティス王――――…失礼した!」


王!?えっ!あの人が――――…王様!?


確かに、きらびやかな黄金色の髪はロミ様と同じく太陽光に照らされ美しく輝いていた!


優雅な立ち姿に一瞬ドキッとする――――あまりの美しさに目が眩む!


「はじめまして、テイス――――ここで一緒にお茶でも飲まないかい?」


王様は側にいた黒服の男性に「彼女にもお茶を――――」と言うとニッコリ微笑んだ。



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