❇️片暉の残照❇️
第13章 初めての晩餐会
王への憧れ――――…
それだけでは言い表せないコーテル様の姿に、私は不思議な感じがした。
玉座にいるレンティス王に似せた服装や髪型に…どこか自分の意思はあるのか不安になる。
似合っていない訳ではない――――でも…
何かが違う…。
私は踊りながらコーテル様の真面目さそして、一生懸命さが分かった。
そこから見え隠れする幼い足取り――――…
固い…しゃべり方…なんか変なの…
///あっ、私もか――――…
「///なっ、何を笑ってるんだよ!」
「///あっ、いや――――…///なんか、私もですが…しゃべり方…無理してません…///」
「は?!///む、無理なんか――――してない!」