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❇️片暉の残照❇️

第14章 赤い魔の手


「おい――――投げるぞ…」


「あぁ…」


合図をすると、男はハジロ嬢を下に落とした。


――――ドサッ…ガサガサ…と、言う音が聞こえ「OK.」と合図が聞こえホッとする…


後は…この執事だが…


こいつも…下に落とし、馬車に乗せ連れ去ることにした。


連れていけば…面倒なことになるのは間違いないが、その場に放っておくことも出来ない。


いや――――…それ以外の理由があったが…


俺は理由を飲み込んだ。



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