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コーテルはあの日から…母であるレミへの不信感が更に深まっていった。


“王色”に対する冷めた態度や――――…義息子であるロミへの態度や扱いが気になるのもあったが…

成人し公務につくようになり自分の思い通りに動かなくなった実の息子であるコーテルへの態度の変化はあからさまだった！


公金をパーティーの準備費に当てろと言ってきたレミの提案を無理だと断ってから――――…



「つかえない――――王色に産んでやった恩も忘れたか王族の汚れた血は！」


と、癇癪を起こすしまつ…



その一件から母であるレミへの自分の扱いが何なのか…疑問と不安で精神が不安定な時期があったほどである。