無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「ちょっとスッキリとしたお茶を頼めるか？明日の甘ったるい紅茶や菓子を思っただけで胃が変になりそうだ」


「あ～…言えてる、メルト俺にもスッキリしたのを頼む」



ロミ様とサンドラ様は疲れたようにソファに座るとため息をついた。



「サッパリしたお茶なんて珍しいですね、なら、今日のお茶菓子に合いますかね？」


私はニコルが持っていたカゴから今日のお菓子を取り出した。


「木苺のゼリーです」


ニコルがテーブルに赤く透き通ったゼリーを並べる。


「///うわ！ゼリーじゃないか！見た目から爽やかだなだ！上手にできてる、美味しそうだ」


「え！？これお前が作ったのか？」


ロミ様もサンドラ様も持ってきたゼリーに目を輝かせてくれた。