テキストサイズ

❇️片暉の残照❇️

第26章 最終章・片暉の姫と未来の騎士


私がレンティス王の娘として認められたら……付いてくるのが――――王位継承権である!


なんと――――一気に私は、王位継承者となったのだ!


と、なると今まで1位だったロミ様が2位にサンドラ様が3位となった。


そして、そのいずれと――――婚姻を…と、言う話になったが!


「早い!早すぎる!」


と、レンティス王が私をガッチリ抱きしめ婚姻の話を拒否したのだ!


「しかし――――…世継ぎは大事だ!しかも、見事な“王色”が同年代でいるのだ!早いに越したことはないぞ!」


“王色”推進派のジルベルト様は、私とロミ様…もしくはサンドラ様との婚姻を済ませ――――新たな世代をお望みみたいだったが、恋愛結婚を望むレンティス王はそれを拒んだ。


「では、テイス様が…お二人のどちらかを好きになれば――――問題ないのですね?」


と、キロが呟いた事で事態は大きく動いた!



ストーリーメニュー

TOPTOPへ