❇️片暉の残照❇️
第5章 お茶会と宝物
スープの出来上がる間――――…緊張で何も食べていなかったことに気がつき…
目の前にあった材料で自分専用のサンドイッチを作った。
「えっと――――…///裏で食べてきてもいいですか?」
サンドイッチをナプキンに包むと私は厨房の裏口から出ようとした。
「ここで食べてもいいのよ?」
リゲルバさんがそう言ってくれたが…
「///大口を開けるところを…みられたくは…」
と、モジモジしていると――――…。
「あら、可愛いこと――――…そうね、レディですものね」
と、裏口から噴水のある裏庭の道を教えてもらった。
「///へへへ」
山で暮らしていたときは大口で食べるのが当たり前だったけど…
食事マナーを学ぶと…いかに恥ずかしい行為だったのかと思い知らさせた。