テキストサイズ

私はあなたのもの

第1章 1

「ミサト」

ご主人様は私の名前を呼ぶ。

「なんでしょうか。」

「アイツはもう切るから。今後一切の接近を禁ずるよう連絡しといて」

「分かりました。」

ご主人様は面倒くさがりだ。
A子が付き合いたいと口にしたから面倒になったのだろう。

心のどこかでほっとする自分がいた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ