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溺れるまでしたい

第2章 好きな人


ここへ来て思った。

なんで保健室なんだろーって。

しかもあたしは翔先生じゃなく、なんで傑を待ってるんだろうって。

なんで言われた通りに待ってるんだろうって。

中に入ると誰も居なかった。

むしろ、ここはあまり好きじゃない。

だった梨花先生の部屋だもん。


暫くたっても現れないせいか、あたしは疲れてきてベッドに身をゆだねた。

寝転んでると睡魔が襲ってくる。

その数分後。


「…俺がいなくて寂しかったって?」

「えぇ、寂しかったわ。傑が欲しかった」

「俺の何が欲しいって?」

「これよ」

「触ってるだけじゃわかんねーだろ。名前で言ってみ?」

「傑のおちんちん」


そんな会話が聞こえた瞬間、なぜか心臓がバクバクし始めた。

傑と梨花先生の声。

なんで?

どうして?

もしかして、そのために傑はあたしをここに呼んだの?

なんで?

あたしがいる事はもちろん傑は知っている。

でも梨花先生は知らない。

だから、音を出さずにあたしは身を縮めた。


そして、チュパチュパと響き渡る音。


「凄い。おっきくなってるよ。美味しいわ」

「そんな好き?他の男とどっちが好き?」

「他の男なんて居ないわよ。傑のオチンチンが1番好きよ」

「もっと、しっかり舐めろよ」

「んんっ、」


ペチャペチャと響き渡るいやらしい音。

どうしようかと思い、そっと身体を起こすとカーテンの隙間から梨花先生が一生懸命に傑のオチンチンを舐めていた。

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