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溺れるまでしたい

第2章 好きな人


腰を振る傑。

そして気持ちよさそうに喘ぐ梨花先生。


その2人を見てるとゾクゾクとした感覚があたしをおそい、次第に自分の手がアソコへと伸びていた。

パンツの隙間からクリを触る。

ヌルっとしたものが指にまとわりつい。


傑と梨花先生のセックスを見ただけで濡れてしまっていた。

何度か自分のクリを触ってみる。

だけど自分の指じゃなく、傑に触ってほしいと思った。

傑に触ってもらって、そして、あたしの中に傑のモノを挿れてほしい。


「あー、、イキそう。中に出していい?」

「あ、あ、あ、あぁっ、、、今日は中ダメよ。妊娠しちゃう。口に頂戴」

「じゃああけて」


そこまでも見えなかった。

この位置から梨花先生が傑の液を飲むところまでは見えなかった。

でもきっと梨花先生は傑の液を飲み干したんだろうと。


ズルい、ずるいよ。

なんて、また思ってしまった。

傑と梨花先生は付き合ってる。

なのに、傑はあたしのモノなのに。なんて思ってしまう。

あたしも気持ちよくなりたい。

あたしも傑に犯されたい。


そう思うあたしは本当にどうにかしてた。



2人のセックスが終わり、梨花先生は仕事の用事があると言って出ていってしまった。

そして、


「…あーゆーちゃん?」


その声にドクンと心臓が揺れ、あたしは無意識にシーツに包まっていた。

シャーっと開かれたカーテンの音。

シーツの中で息を潜めていると、傑がクスクスと笑い始めた。


「どーだった?俺と梨花のセックス」


シーツをはぎ取り、あたしの顔を見つめる。


「な、なんで?」

「ん?」

「なんで、あたしを呼んでおいて梨花先生と?」

「んー…梨花としたくなったから」

「っ、」


そんな事を言われると何も言えなくなってしまった。


「もしかして俺としたくなった?」


更に覗き込んでくる傑にコクリと頷いてしまった。

頷いた瞬間、ハッとして首を振る。

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