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溺れるまでしたい

第2章 好きな人


「あーゆーちゃん?気持ちよかった?」

「……」


ベッドに腰掛けているあたしに傑は笑いながら顔を覗き込んできた。


「彼氏とのセックスどーだった?」

「っ、」

「気持ちよかった?」

「わかんない」


そう言ったあたしに傑は口角をあげた。


「わかんないって?」

「なんでこんな事、、。なんでこんな事、傑に言われてしなきゃいけないの?」


よく考えてみたら、なんでだろって思った。

傑に頼まれてした翔先生とのセックス。

そりゃあ、先生とは付き合ってる。

でも、だけど、なんで?


「試してみた」

「試した?」

「そう。本当はどっちがいいのかなって」

「どっちって、そんなの傑に決まってんじゃん!」


叫んでしまってハッとした。

何いってるんだろう、あたし。

あたしの彼氏は先生なのに傑だなんて。


でも、ほんとのこと。

傑がほしいよ。


「アユ、俺のこと好き?」


傑があたしの頭を撫でる。

何度も優しく撫で、そのままあたしはコクンと頷いた。

わかった気がした。

あたしは傑が好きなんなだと。

でも、そんな傑は梨花先生が好き。


じゃ、あたしは一体なんだろうと。


「俺としたい?」

「うん」


呟いた唇に傑の唇が重なり合う。

何度も重ねあって次第に傑の舌があたしの口内へと入り込む。

お互いの舌が絡まり合って、唾液が絡んでいやらしい音が響く。

キスをしながらあたしのシャツを脱がされ、そしてブラジャーも外された。


あたしの胸が露わになり、傑がキスをしながらあたしの胸を優しく何度も揉んだ。


「あっ、」


口から漏れるあたしのいやらしい声。

ペチャクチャと聞こえるキスの音。


そのままあたしは寝かされ、傑の唇は胸へと向かう。

あたしのオッパイをしゃぶりつく傑の頭をあたしは何度も撫で、時折出てくる喘ぎ声にアソコがムズムズしていた。

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